順調に土の中で育っています。「きたあかり生育日記」

北海道はもうお盆明けから、夕方は長袖で大丈夫なほど、一気に涼しくなりました。先日お知らせした時には、じゃがいも(きたあかり)の花が満開でこのような感じでした。

あれから約一ヶ月たち、現在はどのようになっているのか早速行ってまいりました!

あれ?じゃがいもも夏バテ?

いつもあの満開のお花畑から、この状況を見るとびっくりしてしまいます。
じゃがいもも夏バテしちゃったのか!?と、思ってしまうのですが、これが正常な状態です。順調に生育中ですのでご安心くださいませ。北海道も今年は天候が不安定で、30℃を超える真夏日が連日続いたと思えば、大雨が何日も降り続くということも。オーナーの皆様にもご心配をおかけしてしまいましたが、皆さんの代わりにじゃがいもを育てていただいている農家の畑さんが言うには、じゃがいもの生育はかなり順調だよ~との事でした。夕方という事もあって、なんだかもの寂しい感じです。そして、どうしても順調と思えない、この景色ですが大丈夫です。ちょうど今の時期から、じゃがいもの実が、大きく育っていくのです。そのため、土の上の私たちが目に見えている部分のじゃがいもには栄養を注ぎたくないので、どんどん枯れていきます。

土の下のじゃがいもは・・・

という事で、土の下はどのようになっているのか、気になってしょうがないので、すみません。1本抜かせていただきます。じゃん!もうこんなに大きくなってる!しかも、たくさんのじゃがいもがついてます!ちなみに、前回のじゃがいもの様子はコチラ。ぜんぜん大きさが変わったのがわかりますね!オーナーのみなさんのじゃがいも「きたあかり」がこんなに大きく育ってきました♪これからさらに、大きくなってじゃがいもは、9月の中旬ころに収穫を行います。

オーナーの皆様へは10月中旬~下旬のお届け

9月の中旬に収穫を行うのですが、実際にオーナーの皆様にお届けするのは10月の中旬~下旬となります。これはなぜかというと、二点あります。一点目は、じゃがいもの甘みを増すため。収穫されたばかりのじゃがいもにはほとんど糖がありません。これは茎や葉の光合成で作られた糖分のほとんどがでんぷんになっているからなんです。このじゃがいもを0℃に近い冷暗室で保存をすると、じゃがいも自身が凍らないようにするためでんぷんをエネルギーに変えて生き延びようとするそうです。そうすると、でんぷんが糖に変わり、じゃがいもの甘みが増して、甘くておいしいじゃがいもが出来上がります。そして、二点目は腐らないようにする事。収穫されたばかりのじゃがいもは水分がたっぷり含まれているため、ある程度乾燥させないとお客様のご自宅に届けしてからすぐに腐ってしまう可能性も。さらに9月ですとまだ全国的に暑い日もあるため、ご自宅で早々に腐ることも予想されます。せっかくのじゃがいもなので、できる限り長く保存をし楽しんでいただきたいと思いますので、ご理解いただければと思います。おいしいきたあかりをお届けするため、新じゃががそろそろスーパーでも見かける時期になりますがもうしばらくお待ちいただければと思います。あーもうすぐこの味わいが楽しめると思うと待ち遠しいですね。オーナーの皆さんからは、毎年いろいろなお料理をされると教えていただくことがあります。私が印象的だったのは、ピザです。なにやら生地から作られるとのことで、ピザ生地にもじゃがいもを練りこんでいて、明太子マヨネーズをたっぷり塗ってからじゃがいもの輪切りとたまねぎをトッピングして、たっぷりチーズをかけて焼いてから最後にきざみのりをかけると美味しいよ~と言ってました。めっちゃくちゃ美味しそうですよね!皆さんも美味しいじゃがいものお料理方法があったら、ぜひぜひ教えてくださいませ♪では、また次回はじゃがいも収穫の状況をお伝えできればと思います!

>>北海道産きたあかりシェアリング(オーナー権)

 

 

関連記事

  1. グリーンアスパラの芽が顔を出しました
PAGE TOP